ENDOR雑記

束、洋書関連の個人的メモ書き。

10/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./12

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

[edit]

trackback: -- | comment: --
page top

Abraham Lincoln: Vampire Hunter by Seth Grahame-Smith

http://www.amazon.com/Abraham-Lincoln-Vampire-Seth-Grahame-Smith/dp/0446563080

ジャンル ファンタジー/ホラー
大人向け

リンカーンの伝記にヴァンパイアハンターの要素を付加したもの。それだけである。時折設定のアホくささに本を投げ出したくなるが、それでも私が完読できたのはひとえに作者の巧みなストーリテリングによるものだろう。また吸血鬼の要素のない場面であれば、なにくわぬ顔でこれはリンカーンの伝記だと言って人に読ませても、誰も疑問を感じないのではないだろうか。そんな所はパロディ作品として今までにない魅力だと言っていいと思う。

もうひとつ感心したところは、リンカーンの人物像が一切損なわれていない事だ。私は小学生の頃に子供向けのリンカーンの伝記を読んだことしかないが、当時の私が作り上げた偉大なる大統領リンカーン像が、この作品のリンカーンによって壊れるということはまったくなかった。パロディ作品であり、しかもその大統領がヴァンパイアハンターなのだから、これまで描かれなかったリンカーンのダークサイドがちらりとでもあるかと思ったが、そうではなかった。むしろなくて良かったと思える。それが不思議ではあるが、好感が持てた所でもある。

吸血鬼退治の直前、吸血鬼の巣窟の前で仲間に恋人の話をして呆れられるリンカーンなど、とても微笑ましい場面もあるが、流血場面は淡々とした筆致ながらも容赦ないので注意が必要。

面白く、また魅力的な一冊ではあるが、読むに当たっては根本的なアホくささを克服する必要がある。

評点なんぞ。
読んでしまったクマ~度 ☆☆☆☆☆
もうこの世界に入ってしまいたい。もう現世には戻りたくない度 なし
出家托鉢度 ☆
梵書度 ☆☆☆
バスタブ水没度 ☆☆☆☆☆
積んどく度 ☆

category: 読書感想

[edit]

page top

« Changeless by Gail Carriger  |  Ballad: A Gathering of Faerie by Maggie Stiefvater »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://mithrim.blog100.fc2.com/tb.php/12-48722285
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。