ENDOR雑記

束、洋書関連の個人的メモ書き。

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Hounded by Kevin Hearne



ジャンル:冒険ファンタジー、いわゆるラノベ
対象:青少年以上。
アマゾン→http://www.amazon.com/Hounded-Iron-Druid-Chronicles-Book/dp/0345522478

概要

主人公アティカスは、古代ケルトを支配した魔術師集団ドルイドの、たった一人の生き残り。今やアリゾナの片隅で細々とオカルト専門店を営み、相棒かつ愛犬オべロンと共にのんびり暮している。だが、古代のケルト神、アンガス・オグが、アティカスの隠し持つ古代秘剣を狙って襲撃を掛けてきた。それからは入れ変わり立ち替わり、アティカスの前に美しき魔女達が現れる。彼女達は果たして味方か敵か。愛犬オべロン、友人の人狼、吸血鬼を人質にとられ、窮地に立たされたアティカスは最終決着をつけるべく、アンガス・オグと地の底から甦った悪霊軍団に立ち向かう。

所感

日本のよくあるギャグタッチのファンタジーラノベと言って差し支えない。ギャグは文化の違いのせいだろうか、いまいちピンとこないが、アクションシーンとのんびりした主人公の日常が程良く混ざって読みやすい。吸血鬼や人狼などのおなじみオカルト基調色に、アイルランド神話を混ぜた所がポイント。

主人公アティカスも、マッスルな完全無敵のドルイドかと思いきや、その実は、色仕掛けに弱かったり、お隣りのご老人の庭の草刈りをしてあげたりと、実に気の良い好青年だ。ネゴシエーションが大切と主張するアティカスの考え方は、古代のドルイドというよりもむしろ現代の若者に近い。まあ、昨今のジャパニーズ・ラノベにもありがちなキャラである。グローバルといっては何だが、受ける主人公のタイプにも、西洋問わず共通の大きな流れがあるのだろう。

また、世界観も実にあっさりしていて、キリストもブッダもギリシャ神話の神も全て存在しているのだと言い切ってしまう。ここまで楽観的だといっそ爽快だ。

アイルランド神話に関する解説的なところがもう少しあれば良かったようにも思うが、それ以外これといった欠点もなく、ファンタジーとしてまずまず良作といったところか。量的にも軽く読み流すのに丁度いい。

この『Hounded』かなりの人気を博したようで、アイアン・ドルイドシリーズの後続が四冊出版されている。


物語の吸引力 ☆☆☆
ファンタジーの構築 ☆☆
説教臭さ ☆☆
もうこんなんはいらんみたいな ナシ 
びっくりしたなあもうみたいな ☆
途中で読む気がうせたりしたみたいな ☆☆






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