ENDOR雑記

束、洋書関連の個人的メモ書き。

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オンライントールキン講座 受講メモ8 第三週のまとめというか

 真の伝統の創造(invention)としての「Lost Tales」

という三番目の項目には関連資料がないんですが、とりあえずFimi先生が書かれた内容をまとめておきます。

ところで、「the Book of Lost Tales」について詳しく書かれている日本語のサイトがあればいいんですが、見つからないです。指輪好きなひとでも、あんまり読まないのかな?

とりあえず

「Lost Tales」は、シルマリルの原型であり、同じエピソードも多く見られるのですが、決定的に異なるのは、この物語が現実に繋がる「枠組み」を持っているという事です。

まず、エリオルという登場人物がいるのですが、初期バージョン(未完なので、色々バージョンがある)では、この人の子供は、彼等の父(あるいは祖先)にちなんで「Hengest and Horsa」と名付けられています。
「Hengest and Horsa」については、
http://www.asahi-net.or.jp/~aw2t-itu/enghist/oe.htm
のサイトが参考になるでしょうか?いきなりアングロサクソン語が流れてくるすごいサイトです。しかしリンクフリーなのか分らない。無断ごめんなさい。

という訳で、シルマリルや指輪、特に指輪物語などは雰囲気は確かに英国なのですが、現実的な繋がりはありません。ですが、「Lost Tales」はこのエリオルという人物によって、イングラントの地と人に繋がっているわけです。

初期バージョンでは、このエリオルの生きた時代が、ブリテン島にアングロサクソン人がやってきた頃になっていて、後期バージョンでは、ノルマン征服の頃になっています。
(だからFimi先生はこの頃に関する文献をたくさん紹介なさった訳です。)

ですが、指輪物語を執筆した後にトールキンがこのエリオルの物語に戻ることはありませんでした。Fimi先生の講義でも、、シッピー氏の論文でも、この時点で、トールキンは「英国の神話」を創作することは諦めたのだと書かれています。

その論拠は、1951年Milton Waldman宛のトールキンの手紙の中にある
「“Do not laugh! But once upon a time (my crest has long since fallen) I had a mind to make a body of more or less connected legend…”」
です。

だったらシルマリルは一体なんのために書かれた神話なんだろう?と私は思いました。シッピー氏は「anyoneのため、」と書かれていますが、その論拠はどこにあるんだろう。シッピー氏の論文の中のどこかにあるのでしょうか?
しかし、講座で紹介されているシッピー氏の論文を読むのだけでも、大変です。シッピー氏の論文読んで一生が終わったらどうしてくれよう。






category: トールキンオンライン講座 第三週

thread: 勉強日記

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