ENDOR雑記

束、洋書関連の個人的メモ書き。

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3 シャイアの古風なマテリアルと文化 関連資料


ホビットの里であるシャイアには、やはりトールキンが幼い頃に過ごした頃、19世紀末のウォーリックシャーの風景や文化が盛り込まれています。
「ホビット」は、トールキンの神話の中核をなす物語ではなく、むしろ思いつきで書かれたものです。ですが、「ホビット」の成功によって「指輪物語」が生まれ、出版され、その背景となるトールキン神話へと読者を繋げたことが重要なのだとトールキンは手紙に書いています。トールキンはホビット庄のスケッチやドローイングをたくさん描きました。このなかに描かれた水車小屋に当時のイングランドの農村風景が強く感じられます。トールキンが幼い頃、母と弟と住んでいたセアホールには有名なセアホール・ミル(水車)がありました。

関連資料
*セアホール・ミル(Sarehole Mill)の紹介
けれどもこのセアホール・ミルは単なるのどかな農村風景の象徴ではなかったようです。このミルは16世紀の中ごろにとうもろこしを挽くために建てられました。しかし18世紀の中ごろに蒸気機関を使用した金属の圧延機に作り変えられたそうです。そして産業文化の発展の象徴となったのですが、その後に台頭してきた工場に較べて生産性が劣るものとなり、20世紀になるまでに、また元のとうもろこし挽きに戻されたそうです。1919年には操業を取りやめ、元通りに修復された建物は、今では博物館の一部となっています。

トールキンにとって、このミルは産業革命の象徴ではなく、むしろノスタルジーを掻き立てるモチーフとして理想化されていたようです。

category: トールキンオンライン講座 第九週

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